自主ようちえんひろば

羽根木プレーパークを拠点としている自主保育です。

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年長母の意気込み

 我が家は昨年の冬からひろばの体験に通い、今年度から入会、預けあいをスタートさせました。年長の長男と2歳になった次男の2人を毎日羽根木に連れて行く日々が始まりました。我が家から羽根木まではおよそ往復17キロ!なぜ、年長から入会したのか、そのいきさつを書かせていただきます。



 長男は1歳の時から狛江おひさまの会という別の自主保育に通っていました。3歳の時に引越しをして、近くに自主保育がなかったため、幼稚園へ入園。しかし、幼稚園はコロナ禍で午前保育が多く、降園後は習い事をしている子が多く十分に友達と外遊びができていないなぁと感じていました。

 ジワジワと自主保育熱がまた湧いてきて、自主保育の映画『さぁ のはらへいこう』を見に行ったり、自主保育の本『土の匂いの子』を読んだりして、やっぱり自主保育やりたいなぁと自分の気持ちを再確認。ひろばのオンライン説明会に参加して、「小学生になると本当に忙しく、外遊びは十分にできない。焦らないで幼児期を大切に子育てしてほしい。」というOGの言葉に背中を押され、長男入学までのラストイヤーは思い切り外で遊ばせたいと意気込み入会を決めました。

 初めは幼稚園の退園を渋っていた長男も、長期で体験させてもらううちに、羽根木での虫取り、木苺摘み、友達とのごっこ遊びに目をキラキラさせて暗くなるまで遊び、互いの家を泊まり合うまで仲良しに。納得いくかたちで進路を決めることができました。今では羽根木まで片道1時間かけて自分で自転車を漕いで行き、来月の海への合宿をとても楽しみにしており、目をキラキラさせています。

 2歳の次男は、名前を呼びあって遊ぶ友達がたくさんできて、家族以外の大人にたくさん抱っこしてもらい、寝ても起きてもずっと外にいて、豊かな時間を過ごさせてもらい、毎日たくさん食べてすくすく育っています。

 私自身も、手が足りない時は助け合い、互いの子どもを我が子のように思い、子育ての楽しさを分かち合える母たちと出会えて嬉しいです。毎日へとへとですが、充足感で満たされて、当番の日は帰宅後のビールが美味しいです。

 幼稚園に通っていた頃よりも、息子のいまをまるっと受けとめて、楽しく子育てしているなぁと感じています。

 就学前なら何歳でも、年度途中からの入会も受け付けています。ぜひ一度羽根木に遊びに来てくださいね。